近代日本の身装文化(身装画像)
説明 新生児のお宮参り。お宮参りは生まれてから三十日目とか、三十三日目とか、各土地の風習で産土神社に詣でる行事。これは吉原の花魁(オイラン)の出産で、例のないことではないが、めずらしいこと。蝙蝠傘をさしかけているのが母親になった千鳥。堅気風に丸髷を結い、黒繻子の帯をやや胸高に締め、褄をぐいと引きあげて帯に挟み、短めの黒羽織、塗りのないノメリの下駄をはいているが、派手な産着を着せた赤ん坊を抱いている新造女は草履。後から沢山の犬張り子を担いでついてくる若い衆は、ふつうは出入りの鳶の連中だが、ここではたぶん妓夫(ギュウ=男衆)のひとりだろう。(大丸 弘)
ID No. D01-197
出典資料 絵入朝野新聞
発行年月日 1889(明治22)年5月1日号 1面
小説のタイトル 雪積恋寄書(つもるゆきこいのよせがき)(下)(11)
作者 桜川漁隠(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Jsa:[出産;お宮参り]
D2ma:[丸髷]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhao:[羽織]
Vhan:[半襟]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wzo:[草履;草鞋]
Vmom:[股引]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
時代区分・年代 19世紀後半;1889(明治22)年
国名 日本
キーワード お宮参り;花魁(おいらん);娼妓;遊女;女郎;黒羽織;小紋のきもの;のめり下駄;竪縞のきもの;ぞうり;産着;妓夫(ぎゅう);尻端折り;犬張子
男女別 男性;女性
体の部分 全身