近代日本の身装文化(身装画像)
説明 新橋駅から汽車に乗り込んだ美女を見かけ、そのあとを慕ってこれから同じ汽車に乗り込もうという若者たち。いずれ金に不自由のない遊民と思われるが、身に着けているものは念入りに不統一で、そこに作者なり画家の二代目歌川芳宗なりの意図があるのだろうか。中央の男の被っている帽子は毛糸で編んであるらしく、てっぺんにポンポンが見える。右の男の帽子がいちばん値の張るホンブルグか。しかし、その彼はいちばん経済的な、差し歯の高下駄を履いている。朴の木を使うので朴歯の下駄といわれる差し歯の高下駄は、この時代から若い人に愛用されるようになっている。(大丸 弘)
ID No. C21-120
出典資料 絵入自由新聞
発行年月日 1888(明治21)年2月7日号 1面
画家・撮影者 二代目歌川芳宗(一松斎芳宗)(新井芳宗)(1863-1941)
小説のタイトル 恋の革命(2)
作者 冥々遁史
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wge:[下駄;クロッグ]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
特定地域 東京;新橋
キーワード 毛糸の帽子;ホンブルグ帽;シャツ;高下駄
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥