近代日本の身装文化(身装画像)
説明 町家の店先に、警察署の小使い(使丁)が召喚状を届けにきた。手代の男は帳場格子のなかで小僧からその召喚状を受けとり、受書をしたため、印を押すと、小使いはなんのことばもなく受書をひったくるようにして立ち去る、とある。官吏一般もそうだったが、とりわけこういう末端の人間が権威を笠に着て横柄だった。またこの少し前の1882(明治15)年に、東京のある区役所では、小使に紺木綿の制服を決めて、呼出状などを配るときなどは必ずそれを着て行くようにした、という記録が残っているが、とかく薄汚く、馬鹿にされるような存在でもあったらしい。(大丸 弘)
ID No. C21-051
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1888(明治21)年9月26日号 2面
小説のタイトル 貧福(17)
作者 宇田川文海(半痴居士)(1848-1930)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G01:[店舗 ex.店構え全景,出入りする客,従業員]
H840:[帳場構え]
D4ke:[警察官;目明かし]
D5se:[制服(職場);仕事着(軽作業);事務服]
Wzo:[草履;草鞋]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
特定地域 大阪
キーワード 帳場格子;上り框(あがりかまち);警察署の小使い;ぞうり;提灯;召喚状;煙草盆;格子のきもの;竪縞のきもの:大福帳;ランプ;箪笥(たんす)
男女別 男性
体の部分 全身;坐臥