近代日本の身装文化(身装画像)
説明 [東京朝日新聞]はこの年の8月に創刊し、その日から連載がはじまったのが半痴居士のこの作品。挿絵は三谷貞広で、この人はそれまで[大阪朝日新聞]に描いていて掛け持ちとなる。難症のレウマチス(リウマチ)で起きることのできない男性が、ソファをベッド代わりにしているのはなにか理由があるのだろうか。もちろん輸入物のこの兼用ソファは、欧米では臨時のベッドに用いることはあるが。ベッドの病人の介護に当たる人が床に正座しているのは、現代の人の目には奇妙だが、これに類する情景は、日本の住居洋風化史のプロセスではよく見かける。(大丸 弘)
ID No. C21-015
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1888(明治21)年8月24日号 2面
画家・撮影者 二代目歌川貞広(三谷貞広)(1838-1908)
小説のタイトル 樹間の月(このまのつき)(40):病の床(2)
作者 宇田川文海(半痴居士)(1848-1930)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H30:[ベッド、寝具とその部屋]
時代区分・年代 19世紀後半;1888(明治21)年
国名 日本
キーワード 洋室;ソファ;正座
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥