近代日本の身装文化(身装画像)
説明 廓(クルワ)から請け出してくれた男のもとから逃れて、府中から本郷まで車を走らせ、真夜中にべつのなじみ客の下宿にたどり着いた女。女の髪は銀杏返しだろうが、この髪はスタイルのヴァラエティが広く、こういったタイプの髪型ではっきりしない場合はまず銀杏返しと考えてよい。引っ掛け結びの帯をごく低く尻の辺りで結んでいるのは、必ずしも娼妓上がりの女だから、と取る必要はない。女の横顔の鼻の低さを見ると、この時代、絵師があまり女の鼻の高低に関心のなかったことがわかる。(大丸 弘)
ID No. C18-053
出典資料 自由灯
発行年月日 1885(明治18)年2月18日号 3面
小説のタイトル 玉菊
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ic:[銀杏返し]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
G023:[日本式玄関構え]
時代区分・年代 19世紀後半;1885(明治18)年
国名 日本
キーワード 花魁(おいらん);娼妓;遊女;女郎;引っ掛け結び;ひっかけ結び
男女別 男性;女性
体の部分 全身