近代日本の身装文化(身装画像)
説明 横浜のイギリス人の商館に洋妾(ラシャメン)として住み込んだ主人公。西洋風のバスタブを使って入浴し、たまたま訪れたむかしの男にはかたわらで汗を拭かしている。かなりシンボリックに描かれた絵柄だから細かい詮索は無意味。女の髪は前髪をわずかばかり取った一種の櫛巻風とも見えるが、流行り初めの束髪のようにも見える。バスタブのそばにスリッパが脱ぎ捨ててある。この種のスリッパが、いつ頃から日本で使われるようになったかははっきりしないが、欧米では浴室用によく使われていること、外国名がそのまま残っていること、などからして、横浜仕込みの外来語である可能性が大きい。(大丸 弘)
ID No. C18-035
出典資料 今日新聞
発行年月日 1885(明治18)年11月18日号 3面
小説のタイトル 半両阿桂巧圏套(はんきんおけいたくみのかけわな)(18)
作者 河原風来(三世風来山人)(紙鳶堂風来)(岡丈紀)(生年不詳-1890)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H40:[浴室(家庭・ホテルの個室など);浴場(銭湯・温泉場など)]
D0ny:[入浴;浴場;行水]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D2ni:[日本髪一般]
D0ro:[露出;シースルー]
Whak:[履物一般(靴以外)]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
時代区分・年代 19世紀後半;1885(明治18)年
国名 日本;イギリス
特定地域 神奈川;横浜
キーワード 洋妾;ラシャメン;娼婦;櫛巻風;バスタブ;スリッパ;ランプ
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥