近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大阪・道頓堀川にかかる心斎橋。本文の中の少年二人は、一応画面の中央、人力車の右側にそれらしく描かれている。写真とのちがいは、写真がひとつの瞬間に固執するのに対して、絵は画家の頭の中の時間を超えた記憶が、あるべき心斎橋を現出させる。宗右衛門町に近いこの辺りに、並んで歩くだらりの帯の雛妓(オシャク)を描き、飲食店や呉服商のひしめくこの界隈らしく、仕出しの料理を提げた女や、背負い呉服の番頭風の人物を点描するなど。小坊主を伴に連れた僧侶が手前左にいる。この辺りもけっこう寺が多かった。小坊主の姿はもういまでは見ることができない。(大丸 弘)
ID No. C18-005
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1885(明治18)年4月10日号 2面
小説のタイトル 何桜彼桜銭世中(さくらどきぜにのよのなか)(発端)
作者 高畠藍泉(三世柳亭種彦)(聴香楼主人)(1838-1885)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
D4ji:[人力車夫]
G790:[人力車]
Jsi:[街・集落の景況;行き来の人の姿]
時代区分・年代 19世紀後半;1885(明治18)年
国名 日本
特定地域 大阪;心斎橋;道頓堀
キーワード 雛妓(すうぎ);半玉(はんぎょく);おしゃく
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像