近代日本の身装文化(身装画像)
説明 家付きの女房のある身で芸者遊びに入れ込んだ末、今度は独り者の常磐津の師匠をものにしようとする男。長火鉢を前にして杯を手にしている男は、首巻をしっかりしている。風の吹き通るような日本座敷では、マントを羽織ったなりで話し込んだり、襟巻をしたままで過ごすことはごくふつうのこと。女は黒繻子の帯を文庫風に結んでいる。これは遊芸の師匠だからだろう。箱膳の手前には座敷ランプが置いてある。行灯に代わる石油の洋灯(ランプ)は、上等のものはまだ舶来ものが多かったろうが、座敷ランプだけは日本独特の製品。台になっている箱の中に、使わないときは入れておける。(大丸 弘)
ID No. C16-058
出典資料 絵入朝野新聞
発行年月日 1883(明治16)年3月2日号 x面
小説のタイトル 珊瑚珠盤満則欠(さんごのつきかけひきばなし)(4)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H311:[私室;小部屋(寝具のないこと);ブドワール]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 19世紀後半;1883(明治16)年
国名 日本
キーワード 火鉢;ランプ;文庫風
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥