近代日本の身装文化(身装画像)
説明 1877(明治10)年を少し過ぎたころの大工とその女房で、今は廓(クルワ)に身を売って稼いでいる女、ということとする。男は紺染の看板の半纏の下にもう一枚、小格子のきものを着て尻を端折っているように見えるが、絵が粗末ではっきりしない。その下に同じ紺の腹掛け、細身の紺の股引。頭は七三分けにして、道具箱を担ぐ肩に手拭いを畳んで載せている。女は品川辺りの小見世の女の恰好か。「しかけ」(=裲襠(ウチカケ))と長襦袢を一緒につまんで引き上げ、そのしかけは襟付きなのがわびしい。頭は大きな赭熊(シャグマ)風。上がり口に置いてあるのは厚みがあるので上草履のよう。(大丸 弘)
ID No. C14-025
出典資料 東京絵入新聞
発行年月日 1881(明治14)年3月12日号 3面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ot:[男の髪型]
Vhat:[半天;どてら]
Vmom:[股引]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
D808:[重さ・苦しさ・痛みなどのためのポーズ ex.担ぐ,運ぶ]
D2ni:[日本髪一般]
Vuc:[打掛]
Vna:[長襦袢;襦袢]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
Wzo:[草履;草鞋]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
キーワード 大工;七三分け;肩に手ぬぐいを載せる;女郎;娼婦;赭熊髷(しゃぐままげ);赤熊髷;仕掛け;ぞうり
男女別 男性;女性
体の部分 全身