近代日本の身装文化(身装画像)
説明 放蕩の限りを尽くしている商家の倅(セガレ)、たぶん廓(クルワ)の女郎から届いた文を読んでいるのだろう。縞のきものに角帯、下にはやや濃い色の襦袢を重ね、懐から手を出して手紙を拡げている。和服は身幅がたっぷりしているからこのようなしぐさができ、人目を忍ぶ内緒の手紙などの場合、人が来たら手紙ごとすぐ手を引っ込めて知らん振りができる。そのまま上をうしろにはねてしまえば、脱下げという威勢のいい恰好になる。懐手は古くは抜入手(ヌキイレデ)とも言っている。(大丸 弘)
ID No. C14-005
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1881(明治14)年4月17日号 2面
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Vob:[帯]
D3fu:[懐手]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 19世紀後半;1881(明治14)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;角帯;手の扱い;ふところ手;手紙
男女別 男性
体の部分 全身