| 説明 | 東北出身のもと士族の妻と十歳になる遺児。父親が討ち死にしたあと、妻は仕立物で収入を得、子どもは飯炊きや菜拵えまでし、学校に通って良い成績――というだけの話。竈(カマド)の火が腰屏風に燃え移りそうだし、子どもは袂のあるきものを襷で絡げているようだが、人仕事までする母親だったら、もう少し子どもの着るものを考えてやれないものか。この挿絵はまったくシンボリックな構図。その頃の読者は話の筋をたどる手がかりとして挿絵を見ていたので、リアリティーは問題ではなかったのだろう。(大丸 弘) |
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| ID No. | C08-021 |
| 出典資料 | 平仮名絵入新聞 |
| 発行年月日 | 1875(明治8)年6月4日号 2面,3面 |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D012:[男の子(小学生くらい)] Vtas:[襷] D3su:[裾;褄;端折り;からげ] Esa:[裁縫;裁縫実習;裁縫用具;ミシン] |
| 時代区分・年代 | 19世紀後半;1875(明治8)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 竈(かまど);釜;薪;火吹き竹;竪縞のきもの;腰屏風 |
| 男女別 | 女性;男児 |
| 体の部分 | 全身;坐臥 |