近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉屋台の立ち食い鮨の周りを行き来する人々。手前の大風呂敷を抱えた女は前髪を引っ詰めた中年風の丸髷、浴衣に前垂れ、後歯の下駄を突っ掛けている。後ろでこっちを見返っている男はやくざ風。打ち合わせの浅い大柄の浴衣の肩に手拭いを掛け、一方の手に団扇、一方の手は突き袖をしている。なお、道に沿って並んでいる電柱は、話の舞台の前年である1870(明治3)年に東京・横浜間に開通したばかりの電信専用のものとしては、碍子(ガイシ)が多すぎるのではないだろうか。(大丸 弘)
ID No. C04-003
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年5月27日号 3面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 実譚 江戸さくら(66)
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
Vyu:[ゆかた]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
Wge:[下駄;クロッグ]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
D4ya:[やくざ;博徒;ギャング]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
K010:[下町的景観;庶民の伝統的居住・小商業地区]
時代区分・年代 19世紀後半;1871(明治4)年
国名 日本
キーワード やくざ風;肩に手ぬぐいを載せる;うちわ
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像