近代日本の身装文化(身装画像)
説明 〈遡及資料〉[都新聞]の実録探偵シリーズのひとつで、筆者は名前を出していないが、元警視庁刑事の高谷為之。探偵シリーズはそれまで中編の読み物だったのが、本作の197回、約半年続いたというのはそれまでに例がなく、読者の支持の大きかったことのひとつの証拠になる。物語の1868(明治元)年頃は約三十年前で、画家・松本洗耳には自身の見聞はないが、当時の新聞小説の読者からは、とりわけこうした評判の作品というと、風俗の上での些細なまちがいにも厳しいクレームがあったから、その絵の内容はほぼ信じてよいだろう。幕府の瓦解のために田舎に身を隠しているもと旗本の妻女と、その機嫌を取って真桑瓜(マクワウリ)の皮をむく土地のごろつき。(大丸 弘)
ID No. C01-017
出典資料 都新聞
発行年月日 1900(明治33)年9月11日号 3面
画家・撮影者 松本洗耳(1869-1906)
小説のタイトル 探偵実話 剃刀おきん(あたりやおきん)(20)
作者 高谷為之(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G043:[縁先;縁端]
H6:[和座敷一般]
D4ya:[やくざ;博徒;ギャング]
D0bo:[入墨;彫り物;ボディペインティング]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
Esa:[裁縫;裁縫実習;裁縫用具;ミシン]
時代区分・年代 19世紀後半;1868(明治元)年
国名 日本
キーワード ごろつき;刺青;入れ墨;袖まくり;立て膝;包丁;果物の皮を剥く;武士の妻;紋付き;針仕事;裁縫箱;針山;破れ障子
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥