近代日本の身装文化(身装画像)
説明 浅草六区。夜店の人混みの中で、人と会うために立っている駆け出し女優。「麻の葉模様の銘仙を着て、真っ赤な帯揚げを、初々しく胸高に結んでいた。髪は、お下げの組み分け(……)」というのは、そんな職業にしては少女っぽい。若い子ほど、半襟よりも鹿の子絞りなどの帯揚げを胸元のフィーチャーとする。銘仙は絹物としてはもっともふだん着的に用いられた。この時代になると銘仙といっても幅が広くなって、値段の格差も大きくなっている。吊しの古着のそばで人を待っている小娘では、かなり安物の、派手な色合いのものだろう。(大丸 弘)
ID No. B14-032
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1937(昭和12)年2月28日号(夕刊) 3面
画家・撮影者 長谷川春子(1895-1967)
小説のタイトル 浅草の灯(5):塔の眺め(5)
作者 浜本浩(1891-1959)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7joy:[女優モデル(この年の人気女優,封切り映画の出演女優)]
Vhao:[羽織]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Jro:[露店;夜店;屋台店;立ち売り]
時代区分・年代 20世紀前半;1937(昭和12)年
国名 日本
特定地域 東京;浅草
キーワード 夜店;銘仙
男女別 女性
体の部分 全身