近代日本の身装文化(身装画像)
説明 お抱え運転手をしている兄に代わって車を運転するため、男装の妹。男物のシャツを着てズボンを穿いているだけでも、この時代の感覚では、男装、になる。太い綿糸で織られた丈夫な素材のシャツ――シャツウエストには、まだ女物が少なかった。1910年前後の欧米の事情と同じことが、この時代の日本にはあった。ズボンを女性が穿くこともなかったから、女性用の商品もなかった。この小説の中では兄のものを借用している。バスの女性車掌もスカートだった。頻繁にステップを昇り降りしなければならない車掌の制服はズボンにした方が良いという、外部からの意見はあったが、戦争がもう少し激しくなるまでは、会社にも車掌たち自身にも、女性のズボン姿には強いためらいがあった。(大丸 弘)
ID No. B14-056
出典資料 東京日日新聞
発行年月日 1937(昭和12)年10月1日号 5面
画家・撮影者 小林秀恒(1908-1942)
小説のタイトル 半処女(はんしょじょ)(19):若い人々(1)
作者 小島政二郎(1894-1994)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4gy:[運転手;車掌;乗務員;操縦者;御者]
D4sho:[職業婦人]
D2pa:[パーマネントウエーブ]
D5is:[異性装]
G71:[自動車]
G77:[篭;セダン??; 駕篭??]
時代区分・年代 20世紀前半;1937(昭和12)年
国名 日本
キーワード シャツ;ズボン
男女別 女性
体の部分 全身;上半身