近代日本の身装文化(身装画像)
説明 断髪風に、髪を頭にぴったり引っつけてまとめた女が、出窓の窓かまちに頬肘を突いて外を眺めている。太縞の前垂れを掛けているようにも見えるが、この若い女のいちばんの、あるいは唯一のフィーチャーは、細く伸びた首筋を囲んでいる黒い掛け襟である。古風な、あるいは江戸の下町風な掛け襟と、アップにした髪などは、時の識者や美容家が、不調和だとかナンセンスだとか言ってくさすような組み合わせだが、えぐいようなエロティシズムの発散とも言える。竹久夢二の小説の方はほとんど文学的評価の対象外で、ぜんぶ併せても、『宵待草』の歌一編におよばないという人もある。(大丸 弘)
ID No. B04-065
出典資料 都新聞
発行年月日 1927(昭和2)年8月13日号 11面
画家・撮影者 竹久夢二(1884-1934)
小説のタイトル 出帆(104)
作者 竹久夢二(1884-1934)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2:[ヘアスタイル]
Vka:[掛襟]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
Wmae:[前掛;エプロン;割烹着]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
Jhi:[人と動物;ペットと人]
時代区分・年代 20世紀前半;1927(昭和2)年
国名 日本
キーワード アップ;黒襟;頬杖を突く;猫
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥