近代日本の身装文化(身装画像)
説明 司法省令によって弁護士の職服がきまったのが1893(明治26)年、すでにおこなわれていた司法官の法服に準じて、奈良時代の位冠位服を模倣したスタイル。わが国のもっとも古様な服装としての憧れからか、東京美術学校の教職員もこの制服に定められたが、あまりに仰々しいというので短期間で終わった。弁護士服の方は第二次世界大戦まで続く。黒澤明の「醜聞」のなかでは、終戦後までこの服で出廷した、志村喬演ずる憐れな老弁護士が出てくる。向かい合う女性はレース風のワンピースを着ているが、体型も含めて締まりのないようなスタイルが、この時期のモダンガールの特色。(大丸 弘)
ID No. A22-132
出典資料 時事新報
発行年月日 1923(大正12)年8月16日号 11面
画家・撮影者 小村雪岱(1887-1940)
小説のタイトル 多情仏心(203):公判廷(15)
作者 里見弴(1888-1983)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D6mo:[モダン;モダンガール]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wkub:[首飾り;ネックレス]
時代区分・年代 20世紀前半;1923(大正12)年
国名 日本
キーワード 弁護士;職服;衣冠位服スタイル;ワンピース;ネックレス
男女別 男性;女性
体の部分 上半身