近代日本の身装文化(身装画像)
説明 横浜の山下町、中国人街のいわゆる南京町の夜、花売り娘はもうめずらしくないが、南京町にきもの姿の花売り娘は眼を惹くにちがいない。「頭髪を流行の七三に分けて」とあるが、大きく膨らませて派手な櫛を鬢(ビン=横髪)に挿すなど、これは女優髷風でもある。後ろに下女風の小女がついているのは、お嬢さんの身の安全のためもあるだろう。この時代には日本髪、とりわけ銀杏返しなどは女中の結うもの、という印象も生まれていて、女中が束髪など結えば生意気だと考えられた。(大丸 弘)
ID No. A22-096
出典資料 都新聞
発行年月日 1922(大正11)年12月20日号 9面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 懸賞当選 兄弟(1)
作者 水月八夫(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2:[ヘアスタイル]
D2sit:[七三;女優髷]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D4ge:[下女;下男;召使い]
D2ni:[日本髪一般]
Jsi:[街・集落の景況;行き来の人の姿]
時代区分・年代 20世紀前半;1922(大正11)年
国名 日本
特定地域 神奈川;横浜;山下町;南京町
キーワード 和装の花売り娘;束髪;女優髷風
男女別 女性
体の部分 全身;群像