| 説明 | かなり時間の経過をおいて石井滴水の描く裸婦三題。最初の二点は、温泉宿で人妻が夫ではない若い男性と同じ浴槽に入る。第22回は偶然そうなったので二人とも緊張しているが、第48回は「じゃ、私も入るわ」などと、二人とも大胆にその気になってのこと。ほかにも夫婦連れらしい二人が入っていた。もう混浴は銭湯にはなくなった時代だが、温泉宿での混浴はまだふつうのことだから、見て見ぬ振り、というマナーは存在していた。女の身体なんぞそんなにめずらしがるもんじゃない、という大人らしい態度に対し、女の身体と精神をひとつのものと感じて渇仰し、思慕するような、多分西洋の小説から学んだ想念が、若い人を悩ますようになった。第64回での画家はそんな感性の生みだす、甘い悩みを表現しようと試みている。(大丸 弘) |
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| ID No. | A20-073 |
| 出典資料 | 読売新聞 |
| 発行年月日 | 1920(大正9)年11月24日号 6面 |
| 画家・撮影者 | 石井滴水(1882-1945) |
| 小説のタイトル | 恋草(64) |
| 作者 | 田山花袋(1871-1930) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D0ny:[入浴;浴場;行水] D0ro:[露出;シースルー] |
| 時代区分・年代 | 20世紀前半;1920(大正9)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 裸体;ヌード;後ろ姿;背面 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 全身 |
| 関連情報 | A20-070, A20-072, A20-073 |