近代日本の身装文化(身装画像)
説明 羽織を着てショールを巻いた束髪の妹と、被布襟のコートで少し崩れた恰好の丸髷の姉の二人。妹はこれから住むところを変えるのだが「着換えが二三枚、それに手回りのこまごました物ばかり」なので、風呂敷包み二個で荷物はじゅうぶん。裕福な家のその時代の日本の女性は衣裳持ちだったことは事実だが、一方で、男にしろ女にしろ行李ひとつで夏冬の着替えは十分、という人も多かった。それは、同じきものをいつも着ていることをそれほど気にしなかったこと、あまり洗濯をしなかったこと、TPOがそれほど細かでなかったこと、繰り廻しが上手になされていたこと、などが理由だ。(大丸 弘)
ID No. A16-083
出典資料 読売新聞
発行年月日 1917(大正6)年3月24日号 8面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 港の唄(86)(13(6))
作者 長田幹彦(1887-1964)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D2ma:[丸髷]
Vhi:[被布]
Vhao:[羽織]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
男女別 女性
体の部分 全身