近代日本の身装文化(身装画像)
説明 知人の家に身を寄せている若者。帰宅すると郷里からの電報を手渡された。襷掛けで台所の手伝いをしていた家の娘は、若者の身の上を知っているので、心配して、束髪の頭をさしのべて電報をのぞき込む。フックリと盛り上がりぎみに締めた帯と前屈みの姿勢、両手の恰好――石井滴水の描く二人の姿は、この場の雰囲気をよく捉えている。この後、娘が十能に一杯炭火を盛って二階の男の部屋に来る、ということが書かれているが、階段を上がるのもずいぶん怖いことだったろう。(大丸 弘)
ID No. A16-081
出典資料 読売新聞
発行年月日 1917(大正6)年2月1日号 6面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 港の唄(36)(6(3))
作者 長田幹彦(1887-1964)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vtas:[襷]
D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀前半;1917(大正6)年
国名 日本
キーワード お太鼓結び;襷掛け;黒羽織;階段;障子
男女別 男性;女性
体の部分 全身