近代日本の身装文化(身装画像)
説明 屑屋の若者とその妹。妹も貧しい上、恩人の娘の看病に疲れている。屑屋は紙屑買いとも云って、裏長屋を回って古着やこまごましたものを捨て値で引き取ってゆく、貧乏人の間では質屋に似た役割の商売人だった。それは落語の「らくだ」でもよくわかる。幅広の黒襟が掛かった、荒い縞の半天をひっかけた女は、自分で無造作に結った束髪だが、見ようによっては、幕末明治初めに裏店の女が好んだ結った、達磨返しや馬の尾といったザツで小粋な髪のようにも見える。自分の手でまとめる髪には、どこか共通点が出るのかもしれない。(大丸 弘)
ID No. A16-067
出典資料 読売新聞
発行年月日 1916(大正5)年11月1日号 6面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 日の出る国:犠牲(12)
作者 佐藤紅緑(1874-1949)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G71:[自動車]
K02:[都市間の主要道路;街道;街道沿いの風景]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
キーワード 自動車;屑屋;屑籠
男女別 男性;女性
体の部分 全身
関連情報 A16-066, A16-067