近代日本の身装文化(身装画像)
説明 久しぶりに再会した兄妹。兄の方は本文では鳥打帽となっているのに、武内桂舟の挿絵はまちがって中折に描いている。霜降セル地の外套とあるのは二重廻し。明治時代にはトンビという呼び名の方が一般的だった。首に巻いている襟巻にはスカーフというルビが振ってある。作者の渡辺黙禅は、霞型の薩摩下駄とか、千代田草履とか、金口のロシア巻とかいうように、小道具に注文が多い。ただし、読者の多数が、そのディテールを、人物と情景の理解にどれほど結びつけられただろうか。(大丸 弘)
ID No. A15-071
出典資料 国民新聞
発行年月日 1916(大正5)年2月21日号 6面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル さくら子(209):めぐりあひ
作者 渡辺黙禅(1870-1945)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Vwa:[男性和装外套]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
D2ma:[丸髷]
時代区分・年代 20世紀前半;1916(大正5)年
国名 日本
キーワード 中折帽子;中折れ帽子;[インバネス;トンビ;鳶(とんび);二重回し;二重廻し;二重外套;二重マント]
男女別 男性;女性
体の部分 全身;上半身