近代日本の身装文化(身装画像)
説明 「まことに初子の美しさは、夕日に薫る桜の精が、仮に人間に姿を現したのかと疑うほど眼を惹いた」というヒロインのひとり。二十歳前後の小学教員の式日の正装らしい。きものはもちろん黒紋付きだが袴の色はわからない。しかし実際にはこの挿絵のような白い袴はありえず、せいぜい薄い紫というところ。袴下の細帯も、結び様によってはけっこう袴のお尻が盛り上がって見えるので、この女性は前で結んでいるのかもしれない。そうすると今度は男袴とちがって腰板を持たない女袴は、後ろが平板すぎて間が抜けたような感じになる、という人もあるが。髪はこの時代のかなり崩れた束髪。(大丸 弘)
ID No. A15-033
出典資料 読売新聞
発行年月日 1915(大正4)年9月19日号 7面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 嵯峨野(112):大変動(5)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D005:[20~30歳代の女性;年増]
D4kyo:[教員]
D2:[ヘアスタイル]
Vhaf:[袴(女性)]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
キーワード 小学教員;くずれた束髪;黒紋付き
男女別 女性
体の部分 全身