近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ひとりの女のために、出資者の金の一部を費消した。主人公の立場に同情している女は男にむだな出費をさせないよう心遣いをしている。とはいえ出資者の眼から見れば芸者遊びにはちがいない――、その祇園の芸者。髪は芸者島田で、顔は浮世絵風の引目おちょぼ口の特色をもちながら、すでに人間味を感じさせるようになっている。前挿しの簪(カンザシ)を挿すか、抜くかしている恰好で、簪は飾り以上に頭を掻く道具に使われた。また、この女は重ね浴衣しているようにも見える。(大丸 弘)
ID No. A15-032
出典資料 読売新聞
発行年月日 1915(大正4)年7月31日号 3面
画家・撮影者 石井滴水(1882-1945)
小説のタイトル 嵯峨野(62):金色夜叉(10)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7ge:[芸者;半玉;舞妓]
D2sim:[島田;高島田]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vyu:[ゆかた]
時代区分・年代 20世紀前半;1915(大正4)年
国名 日本
特定地域 京都;祇園
キーワード 芸者島田;浴衣
男女別 女性
体の部分 頭部;上半身