近代日本の身装文化(身装画像)
説明 同一人物の丸髷。大きな構えの旧家に嫁いだ女。第2回は一人庭を眺めて寂しさに耐えている、鬢(ビン=横髪)、髱(タボ=後ろ髪)、髷とはっきり分かれていて、丸髷であることは確かだが、その髷の根に変わった根掛けをつけている。これに似た飾りは束髪には用いられるが、丸髷ではめずらしい。第15回は最初の子が産まれて夫婦でその幼子をあやしている。髷下の手柄、髱差しの大きな丸簪(カンザシ)、前髪の後ろの櫛が認められる。第4回では同じ丸髷であっても、姑の老女のそれが如何に小ぶりのものかがよくわかる。年齢とともに小さくもなるが、また姑が若かった明治初年は、前髪も鬢もずっと小さかった、ということにもよるだろう。(大丸 弘)
ID No. A14-111
出典資料 国民新聞
発行年月日 1914(大正3)年12月25日号 6面
画家・撮影者 武内桂舟(1861-1943)
小説のタイトル まごゝろ(2):真成に淋いこと(ほんとにさびしいこと)
作者 五竹園(小川栄)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 後ろ姿;鬢(びん);髱(たぼ);根掛け;お太鼓結び
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 A14-111, A14-113, A14-114