近代日本の身装文化(身装画像)
説明 本編の最終回で、物語は一気呵成に大団円となり、挿絵はその最後の最後の一挿話である、老夫婦の霊場巡拝の門出を描いている。本式の西国巡礼などには装束にもきまりのようなものがある。しかしこの夫婦の場合は霊場巡拝を兼ねて旅に出る、とあるように、そこまで本式ではないようだ。二人ともふつうのきものの上に、法衣である白衣の篠懸(スズカケ)の代わりの袖無しを着ている。また金剛杖と菅笠という巡礼風の支度もしている。巡拝装束としては略式もいいところだが、この時代、またそれ以前の実際の巡礼者には、こんな風の者が多かったにちがいない。(大丸 弘)
ID No. A14-099
出典資料 都新聞
発行年月日 1914(大正3)年11月20日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 同い年(136)
作者 寺沢琴風(寺沢金風)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D5ry:[旅装;旅姿;旅装束]
Wkab:[笠]
D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 霊所巡拝;巡礼装束;菅笠;黒羽織;兵児帯;お太鼓結び;金剛杖
男女別 男性;女性
体の部分 全身