近代日本の身装文化(身装画像)
説明 吊ってある蚊帳の外、電気のコードを延ばして、腹ン這いになって手紙を書く女。巻紙に毛筆で書く手紙は、下が平である必要はそれほどないので、紙を左手に持ってさらさら書く――といった芸もある。明治時代は子どもでもいないかぎり、机のない家庭が多かった。むしろ長火鉢のある家の方が多く、いまなら机の上でする作業を、長火鉢の狭い猫板の上でしたりした。硯(スズリ)を畳の上に置いてこんな恰好をするのは見よいものではないが、衣類の手入れをはじめ、腹這いに近い姿勢ですることはけっして少なくなかった。女の髪は人妻の丸髷。(大丸 弘)
ID No. A14-096
出典資料 都新聞
発行年月日 1914(大正3)年7月30日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 同い年(24)
作者 寺沢琴風(寺沢金風)(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
H000:[照明;照明具(一般)]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 竪縞のきもの;お太鼓結び;素足;腹這い;巻紙;毛筆;硯(すずり);吊りランプ;電気のコード;蚊帳
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥