近代日本の身装文化(身装画像)
説明 待合の女将と出入りの鳥屋の出前持ち。待合は部屋を提供するだけで料理拵えはしないから、待合と仕出し屋は切っても切れない関係。女将の髪型は印刷の劣化でよくわからないが、丸髷のように見える。この女将は二号ではあるが一応は亭主持ち。髱(タボ=後ろ髪)が襟首に入るほど伸びているのは、仇っぽい、ということか。きものの黒繻子の掛け襟の幅がひどく広くなって、黒繻子のきものでも着ているよう。出前持ちの半天の袖は鯉口。その袖をブラブラさせ、懐手の握り拳を襟元に突き上げたこの恰好を、俗に弥造という。(大丸 弘)
ID No. A13-069
出典資料 都新聞
発行年月日 1914(大正3)年2月1日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 若狭屋(52)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
Vka:[掛襟]
Vhao:[羽織]
Vhat:[半天;どてら]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
D3fu:[懐手]
時代区分・年代 20世紀前半;1914(大正3)年
国名 日本
キーワード 女将;黒繻子の掛け襟;鳥屋の出前持ち;弥造のスタイル;半纏の袖;ふところ手;鯉口(こいぐち)
男女別 男性;女性
体の部分 全身