近代日本の身装文化(身装画像)
説明 東京赤坂の待合の女将。大物博徒の妾でもあり、身替わりに監獄に入ったこともある。思いがけず、むかしの婚約者に出逢って、いまの生活を責められたが強気に言い返した。そのあと物思いに耽る女。女の髪は出所時に髪結の手にかかっているのだが、やはり櫛巻風。櫛巻といい、馬の尾といい、ほんらいは自分の手でザッとまとめておく髪だが、髪結の手にかかれば、髪結銭だけのリファインされたものになる。この時代でも下町には眉を落とした女はときどきいたようだ。この女の場合は博徒のおおっぴらの妾、という身分と関係あるかもしれない。(大丸 弘)
ID No. A13-066
出典資料 都新聞
発行年月日 1913(大正2)年12月16日号 3面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 若狭屋(6)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2:[ヘアスタイル]
D1me:[眼・眉毛周辺の状態(眼・睫毛・眉の化粧)]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
G790:[人力車]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
特定地域 東京;赤坂
キーワード 櫛巻風;眉落とし;肩掛け
男女別 女性
体の部分 上半身