近代日本の身装文化(身装画像)
説明 大学教授の令嬢と、その家の書生で令嬢の婚約者でもある大学生の若者。若者の家は秋田の旧家で、別荘も所有しているくらいだから、書生といっても苦学生というわけではなく、単に教授の監督下に寄寓(キグウ)している、ということらしい。母親と婚約者とがはなしをしている部屋の障子に手をかけているお嬢さんは、廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)の束髪。このころの束髪はさまざまのヴァリエーションを生んでいるが、これはもっとも標準的、かつ大人しい例。髷は「蓋」といってもいいように低く、目立たなくなっている。髱(タボ=後ろ髪)はこのお嬢さんのようにすっきりしているものもあれば、日本髪の髱のように、後襟につくくらい下がっているものもあった。(大丸 弘)
ID No. A13-053
出典資料 都新聞
発行年月日 1913(大正2)年3月19日号 1面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 大将の家(3)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D014:[若い男(20歳前後~30歳前後)]
D4ga:[学生・生徒(男子中学生以上)]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D3su:[裾;褄;端折り;からげ]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vob:[帯]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
キーワード 庇髪;お太鼓結び;帯締め;羽織紐;書生;大学生;障子
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥