近代日本の身装文化(身装画像)
説明 手擦れのした羊羹色の山高帽子、古びた大鞄、「いまから二十年も前に仕立てたかと思われる旧式の仕立で、地色が焼けて油光りに光っている」フロックコート。人物は、もと帝国大学、現早稲田大学教授で文学博士の碩学。スタイルはさておき、フロックコート自体が、この時代には毎日の通勤に用いられるような気楽なものではなくなっていた。ただし大学教員や官吏も、式日等にはフロックコート着用が求められ、モーニングコートでは略しすぎる、と指摘するひともあり、現代と比較して男子スーツは多様で、序列も厄介だった。(大丸 弘)
ID No. A13-052
出典資料 都新聞
発行年月日 1913(大正2)年3月17日号 1面
画家・撮影者 井川洗厓(1876-1961)
小説のタイトル 大将の家(1)
作者 伊原青々園(伊原敏郎)(1870-1941)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4kyo:[教員]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D1hi:[ひげ]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 20世紀前半;1913(大正2)年
国名 日本
キーワード 大学教授;山高帽子;フロックコート;立ち襟;スタンドカラー;顎鬚
男女別 男性
体の部分 全身