近代日本の身装文化(身装画像)
説明 さまざまな場面に登場して、意表をつく行為をする文字どおりの怪美人。この日は日米対抗野球試合の審判をやらせて欲しいと申し出、慰労会の費用として大枚二百円を差しだした。女性の束髪は中にものを入れてこの大きさにしている。最初のうちは金属製の輪状のものを使ったが、このころには主に梳き毛を使い、それを「あんこ」などと呼んでいた。着ているのは被布とコートの中間のようなコート。襟はコート風で、ただ被布と同じような組紐飾りを胸につけている。手に持っている煙管はもちろん携帯用で、男なら腰提用の煙草入れに入れるが、このころは巻煙草が普及したため男性が煙管を持って歩くことがなく、煙管は専ら家庭での女性の使用が中心だった。人前で煙管を取りだす女性はあまり良い素性の人ではない。(大丸 弘)
ID No. A12-072
出典資料 国民新聞
発行年月日 1913(大正2)年1月10日号 5面
小説のタイトル 怪美人(17):女審判
作者 小島孤舟(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vko:[コート(女性和装外套)]
Vhan:[半襟]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(大正元)年
国名 日本
キーワード 怪美人;コート;組紐飾り;煙管(きせる)
男女別 女性
体の部分 上半身