近代日本の身装文化(身装画像)
説明 村の貧しい家の子と、お邸のお嬢様。お嬢さんは手水(チョウズ)を使うため縄釣瓶で水を汲み上げている。袂が邪魔でもあり、濡れるのを防ぐため口にくわえている。小川の流れにちょっと手を入れるときなど、小腰を屈め、少し身体を捻って袂を口にくわえるのなど、ポーズとしては悪くないが、それより帯に挟む方が実際的。お嬢さんはいま起きたばかりとも見えないが、束髪の後れ毛が顔にかかりすぎている。毛が多く、また毛の硬いたちの人は、束髪にするとこの落ち毛の始末に悩まされた。(大丸 弘)
ID No. A12-007
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1912(明治45)年6月19日号 4面
画家・撮影者 山本英春(生没年不詳)
小説のタイトル 三人の母(28):異った坊ちゃん
作者 小笠原白也(1873-1946)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D012:[男の子(小学生くらい)]
D7re:[令嬢モデル]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Vfu:[振袖;袂]
D80:[姿勢;ポーズ(特異な姿勢・ポーズ・格好一般)]
時代区分・年代 20世紀前半;1912(明治45)年
国名 日本
キーワード 井戸;縄釣瓶;お嬢様;後れ毛;お太鼓結び;袂の扱い;袂の先をくわえる;着流し
男女別 女性;男児
体の部分 全身;上半身