近代日本の身装文化(身装画像)
説明 紫紺地のコートの襟に毛皮のネクレットを巻き、オペラバッグに蝙蝠傘を提げた姿は、越後の田舎から上京した若い女性の姿としてなかなかのものと言えよう。家出同様に出郷したにしては、持ち物が少ないのがやや不審だが。手に提げているのはオペラバッグにしては大きすぎる。この時代新聞広告などでもずいぶん宣伝されている、新案の布製の手提げ袋のひとつのようだ。信玄袋という名だけが今に残った。ネクレットという言い方はめずらしい。(大丸 弘)
ID No. A11-021
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1911(明治44)年3月22日号 7面
小説のタイトル 父の罪(1)
作者 尾島菊子(1883-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Wzo:[草履;草鞋]
Whu:[袋物]
Wkas:[傘]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
キーワード オペラバッグ;洋傘;蝙蝠傘;こうもり傘
男女別 女性
体の部分 全身