近代日本の身装文化(身装画像)
説明 獄窓に繋がれている父に面会に行く娘。彼女は御茶ノ水高女の生徒で、桔梗色の袴、黄色い銘仙の派手な羽織、踵の細くて高い靴、髪はマーガレットで、太い三つ編みの首筋の辺りに鉄お納戸色のリボンをつけたハイカラな姿、とある。マーガレット、あるいはマガレイトは、束髪の中でも上げ巻、イギリス巻などとともにいちばん古い髪型。三つ編みした先をリボンで結んで根元へ返し、またそのリボンで根元に結ぶ、という風に1880年代のマニュアルには説明されている。しかし、髪にはそんなお下げ部分の処理以外に目立つ要素がいくらもあり、この髪型は明治の末の流行の廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)。ただし、廂(庇)(ヒサシ)はそれほど突き出ていない。(大丸 弘)
ID No. A11-022
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1911(明治44)年3月28日号 8面
小説のタイトル 父の罪(7)
作者 尾島菊子(1883-1956)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7jog:[女学生]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vfu:[振袖;袂]
Vhao:[羽織]
Vhaf:[袴(女性)]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
Wfu:[風呂敷(包み);布包み]
時代区分・年代 20世紀前半;1911(明治44)年
国名 日本
キーワード お茶の水高等女学校;マーガレット;マガレイト;庇髪;三つ編み;リボン
男女別 女性
体の部分 全身;群像