近代日本の身装文化(身装画像)
説明 幼い娘を連れての長旅の途中で旅費が尽き、消耗と空腹から身動きができなくなったところを、通りがかりの人に助けられた。手を差し伸べた人も下宿住まいの書生なので、親子の前には粗末な客膳の盆が置かれ、その向こうに飯櫃が見える。助けられた男はただの浮浪者ではなく、この時代では一応敬意を払われる洋服に中折帽も被っているのは、小さな貨物船の船長という身分のため。その洋服もズボンの柄を見るとモーニングらしい。少し改まったときはフロックコート、という時代は終わろうとしていて、モーニングがこれに代わりつつあった。(大丸 弘)
ID No. A09-091
出典資料 時事新報
発行年月日 1909(明治42)年8月24日号 11面
小説のタイトル 秘密小説 優曇華(うどんげ)(6):一生の縁
作者 池雪蕾(生没年不詳)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H10:[家族の食卓;カンバセーションピース;アンティミスト]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
D002:[女の子(小学生くらい)]
時代区分・年代 20世紀初め;1909(明治42)年
国名 日本
キーワード 食事;客膳の盆;おひつ;机;貨物船の船長;中折帽子;中折れ帽子;モーニングコート
男女別 男性;女児
体の部分 全身;坐臥