| 説明 | 第1回,第2回は、独り住まいの貸家を探している最中の主人公。この女性の丸髷の髷の大きさは、年増女の、つまり丸髷ほど色っぽい髪はない、と言われる年頃にふさわしい。前髪が小さめなのは明治風で、こののち大正・昭和と前髪がずっと大きくなったことで、形は整ったものの、色気、と言われたやさしさは薄れたかもしれない。この女性は下町の豊かな商家の娘だが、その美貌が仇になって身持ちが治まらず、男から男と転々としながら、しかし肌身を許すことは決してない、という不思議な女性。作者は美貌美貌と繰り返し言っているが、この挿絵によって、読者に本当にそれを納得させられたのだろうか。[やまと新聞]の挿絵は父親の関係から鏑木清方も長いこと担当し、この時代にはあの伊東晴雨が在社していたのだが、この作品は、新聞の挿絵よりも、雑誌の口絵のほうで知られている「暁舟」の署名入りである。(大丸 弘) |
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| ID No. | A08-180 |
| 出典資料 | やまと新聞 |
| 発行年月日 | 1908(明治41)年12月24日号 6面 |
| 画家・撮影者 | 田代暁舟(1878-没年不詳) |
| 小説のタイトル | 柵(しがらみ)(65) |
| 作者 | 山岸荷葉(1876-1945) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)] D2ma:[丸髷] D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)] Vhan:[半襟] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1908(明治41)年 |
| 国名 | 日本 |
| 男女別 | 女性 |
| 体の部分 | 頭部;上半身 |
| 関連情報 | A08-175, A08-176, A08-180 |