近代日本の身装文化(身装画像)
説明 戸塚・大船間で線路に異常を生じたため戸塚駅で列車は停止した。国府津の別荘で療養中の母親に到着の遅延を知らせるため、頼信紙にしたためた電文を読み返している令嬢。母が湘南の別荘で療養中、というだけで裕福な家であることはわかる。しかしこの簡単な挿絵からはそこまではわからない。強いていえば同行している老婦人、令嬢の叔母が着ている被布くらいだが、襟の構造に疑問がある。叔母には相当目立つ「みっちゃ」――疱瘡痕がある。この時代までは目立つ目立たないはあっても、まだ日本人のかなりの人に疱瘡痕があったらしい。(大丸 弘)
ID No. A08-043
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1908(明治41)年12月3日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル ねくたれ髪(1)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G70:[電車;汽車]
D2ot:[男の髪型]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Wne:[ネクタイ;ネックバンド]
時代区分・年代 20世紀初め;1908(明治41)年
国名 日本
特定地域 神奈川;戸塚
男女別 男性
体の部分 上半身
関連情報 A08-043, A08-044