近代日本の身装文化(身装画像)
説明 戸塚・大船間で線路に異常を生じたため戸塚駅で列車は停止した。国府津の別荘で療養中の母親に到着の遅延を知らせるため、頼信紙にしたためた電文を読み返している令嬢。母が湘南の別荘で療養中、というだけで裕福な家であることはわかる。しかしこの簡単な挿絵からはそこまではわからない。強いていえば同行している老婦人、令嬢の叔母が着ている被布くらいだが、襟の構造に疑問がある。叔母には相当目立つ「みっちゃ」――疱瘡痕がある。この時代までは目立つ目立たないはあっても、まだ日本人のかなりの人に疱瘡痕があったらしい。(大丸 弘)
ID No. A08-044
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1908(明治41)年12月4日号 7面
小説のタイトル ねくたれ髪(2)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G3:[駅舎;空港]
D7re:[令嬢モデル]
D004:[適齢期の娘;新造;(1) 嫁入り前の娘,新妻,さらに一般の他家の妻女をいう。]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
Vhan:[半襟]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2:[ヘアスタイル]
Vhi:[被布]
時代区分・年代 20世紀初め;1908(明治41)年
国名 日本
特定地域 神奈川;戸塚
キーワード イギリス巻;竪縞のきもの;切り髪;切下げ髪;あばた顔;総角(あげまき);小襟;電文
男女別 女性
体の部分 全身;上半身
関連情報 A08-044, A08-046, A08-048, A08-049, HC08-002, HC08-004, HC08-005