近代日本の身装文化(身装画像)
説明 入院中の母親の看護をする娘。畳敷きの病室は第二次世界大戦前にはめずらしくなかった。布団は掻巻でなく、白いカバーにくるまれているのが病院らしい。だから布団をカバーでくるむのを、病院のようだと言って嫌う人もいた。もちろん洋風ホテルの寝具も同様だったのだが。洋風の窓や窓枠、カーテンも多くの人には目慣れないものだった。日本家屋の中に次第に洋風家具と洋風生活が入り込んできた一般的プロセスのほかに、このように洋館の中に座敷を設え、和風の生活をするというプロセスも例外的には存在した。十代の娘と同じく、四十代の病人も束髪だから、病院の括り枕で問題ない。(大丸 弘)
ID No. A06-005
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1906(明治39)年3月12日号 7面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 金色蛇(42)
作者 渡辺霞亭(黒法師)(緑園)(朝霞隠士)(無名氏)(匿名氏)(1864-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H853:[病院;病室;医療施設]
H000:[照明;照明具(一般)]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D4by:[病人;けが人;障害のある人]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
時代区分・年代 20世紀初め;1906(明治39)年
国名 日本
キーワード 畳敷きの病室;括り枕;布団カバー;ランプ;火鉢;火箸;薬缶(やかん)
男女別 女性
体の部分 上半身;坐臥;横臥