近代日本の身装文化(身装画像)
説明 女学校を首席で卒業したヒロイン。卒業式の日と同じ髪型なので、この時期だれもかれもが結っていたという花月巻。花月巻にもヴァリエーションがあって、とくに前髪はだんだん高く膨らますようになり、この時期、日露戦争(1904年,1905年)の終わったころには、前髪に髢(カモジ)が入るようになっている。この髪型は、髪を捻って輪の中を通したりして、丸輪のグルリに残りの毛を花のように絡ませることから名前がついた、という同時代の【文芸界】の説もあって、これは料亭花月の女将、あるいは女中が最初という通説に対する異説だ。この論者によれば、花月巻の流行しはじめは一昨々年1902(明治35)年の秋、ということになる。(大丸 弘)
ID No. A05-132
出典資料 時事新報
発行年月日 1905(明治38)年3月16日号 11面
小説のタイトル 光の子(14):当時の品行
作者 加藤眠柳(生年不詳-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D7sh:[小説のヒロイン;挿絵美人(この年の評判小説中の美人)]
D7jog:[女学生]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
時代区分・年代 20世紀初め;1905(明治38)年
国名 日本
キーワード 女学生;花月巻;前髪;花簪
男女別 女性
体の部分 上半身