近代日本の身装文化(身装画像)
説明 鄙(ヒナ)には稀な美少女――ということで通りすがりの老農夫も立ち止まって眼を細める。橋の上で子犬を抱いている少女は十歳で、少し以前だとお稚児に結っている年だが、この時代にはお下げにして頚の辺りで縛ってリボンを飾るのが、少なくとも都会ではふつうになっていた。田舎では、小さな髷を作るまではかんたんに縛っておくくらいだったろう。絣柄の筒袖のきものを裾みじかに着、絞り風の柄の、たぶんメリンスの帯はいちばんかんたんなお下げに結んでいる。(大丸 弘)
ID No. A04-175
出典資料 国民新聞
発行年月日 1904(明治37)年5月31日号 4面
小説のタイトル ひと昔(1):憎まれ子(1)
作者 篠原温亭(1872-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D002:[女の子(小学生くらい)]
Qkas:[絣]
Vob:[帯]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 美少女;絣柄;筒袖のきもの;絞り柄風のメリンスらしい帯;裾みじか
男女別 女児
体の部分 全身