近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この男女は未婚の女性とその保護者という関係らしい。コートを着て肩掛けをしている女性は全体としてかなり重ったるい形になり、それを長い袂がさらに強調している。袂も含めて、綿のじゅうぶん入った冬の装束はたとえ若い女性でもこういう重い印象になるのだろう。男性がステッキを持つ習慣は外来のものだが、1910年代(ほぼ大正初期)まで続いた。煙草を手放すと、人と会話をするときでも手持ちぶさたになる、という人があるが、この時代のステッキもそういう役を果たしたようだ。(大丸 弘)
ID No. A04-172
出典資料 時事新報
発行年月日 1905(明治38)年1月26日号 6面
小説のタイトル 冷腸熱腸(れいちょうねっちょう)(47)
作者 徳田秋声(1871-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ni:[日本髪一般]
Qwa:[綿入れ;キルティング]
Wku:[頸覆い(マフラー,ストール,襟巻,ショール)]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wtu:[杖;ステッキ;松葉杖]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 綿入れ
男女別 男性;女性
体の部分 全身