近代日本の身装文化(身装画像)
説明 第11回は村はずれの医師のもとを訪れての帰りのヒロイン、第22回は道で難儀を蒙ったところに来合わせて、救ってもらった礼に、ひとりの青年の家を尋ねるヒロイン、第25回では、身を寄せている家の女主から、身に覚えのない疑いをかけられて悲しむ。この三場面でヒロインの着ている羽織ときものは、似ているようでいてすべて違う。落魄したもと地方名士の娘、という女性が、第25回ではダイヤの指輪をしていることを見咎められる。ストーリーと挿絵にやや納得しにくい点があるのだが、画家の筒井年峯が、そんなことを承知の上で描いているのかどうか判らない。束髪はすべて毛が乱れていて手入れが悪いようだが、油をほとんど使わない束髪は、こんな風に乱れ毛のあるのが特色といってよく、束髪の評判の良くない理由でもあった。(大丸 弘)
ID No. A04-165
出典資料 時事新報
発行年月日 1904(明治37)年12月17日号 6面
画家・撮影者 筒井年峰(筒井年峯)(1865-没年不詳)
小説のタイトル 冷腸熱腸(れいちょうねっちょう)(11)
作者 徳田秋声(1871-1943)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード リボン
男女別 女性
体の部分 上半身
関連情報 A04-165, A04-168, A04-169