近代日本の身装文化(身装画像)
説明 女学校の卒業旅行の最後の日、駅のホームで生徒のひとりと握手する若い教諭。振りの長い縞のきものに無地の、たぶん海老茶袴を穿いた姿は、全国どこへ行っても女学生の定番。しかし髪の形はかなり特色のあるもの。日露戦争(1904年,1905年)のはじまったこの時期に、これまで頭に貼りついたようだった束髪の前髪が膨らみ出した。この時代にはまだ廂髪(庇髪)(ヒサシガミ)という言葉はないが、この学生の前髪は廂(庇)(ヒサシ)といってもよいくらい前に出ている。女学校の四年級を卒業したといえばまだせいぜい十五,六歳。この時代ではこれでもういっぱしの適齢期の娘だった。(大丸 弘)
ID No. A04-055
出典資料 大阪朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年12月4日号 7面
小説のタイトル 長恨(1):恋に燃ゆる炎
作者 大江素天(1876-1950)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード G3:[駅舎;空港]
G700:[乗り降りの情景]
D003:[少女(ほぼ女学生の年頃(12~15,16歳))]
D2hi:[束髪(庇髪など、後期平型の)]
D1ka:[髪飾り(櫛,簪,リボン)]
Vhaf:[袴(女性)]
Wkas:[傘]
D4kyo:[教員]
Psu:[スーツと附属品]
Wbo:[かぶり物一般;帽子]
Wkut:[靴;サンダル;靴修理;靴磨き]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 駅のホーム;女学生;花月巻;海老茶袴;竪縞のきもの;中折帽子;中折れ帽子;背広;ズボン
男女別 男性;女性
体の部分 全身;群像