近代日本の身装文化(身装画像)
説明 日露の開戦前夜、ある砲兵大尉が突然休職を命ぜられた。大尉は父親がロシア人の混血児であるため、機密漏洩の疑いをかけられたのだ。そのことで急遽大尉の母親と面談している直属上司の大佐。母親は五十前後で切り髪にしている。ロシア人の夫とは死別ではなく離別したのだが、それでも切り髪にするのには意味があるのだろうか。小紋のきものはこの時代古風な好みともいえた。相手に敬意を表すときは羽織は着ないのが正しいが、老人に免じて紋付で許してもらったのだろう。思い悩んで深くうつむいている姿を描こうとして、帯を少々お高いところに描きすぎている。(大丸 弘)
ID No. A04-022
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1904(明治37)年2月6日号 4面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 大和魂(34)
作者 半井桃水(1860-1925)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D4gu:[軍人;武人;騎士]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D2:[ヘアスタイル]
Vka:[掛襟]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀初め;1904(明治37)年
国名 日本
キーワード 和室;火鉢;襖(ふすま);座布団;切り髪;切下げ髪;黒襟;紋付き羽織;小紋のきもの;軍服
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥