近代日本の身装文化(身装画像)
説明 ふたりの丸髷の女が向かい合って話し込んでいる。長火鉢を横にしているのは五十代の母親で小紋の羽織に縞のきもの、座布団に座って手にはハンカチを持ち、ときおり涙を拭く。その母親をなだめているのが右側の娘で、三十前後の人妻。紋附の羽織を着ているのは親の家を訪れるにしても外出のため。このふたりを見比べると、同じ丸髷が年齢でいかにちがうかがよくわかる。母親はまだ毛の薄くなるという年齢ではないが、髷は小さめにするもので、年不相応に大きな髷をいえば悪くいわれた。しかし1920年代以後はそういう区別も忘れられかけ、一般に髷が大きくなっている。(大丸 弘)
ID No. A02-125
出典資料 報知新聞
発行年月日 1902(明治35)年11月24日号 1面
小説のタイトル 女道楽:物の道理
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード H6:[和座敷一般]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D2ma:[丸髷]
Vhao:[羽織]
Wki:[喫煙関連;タバコ;キセル]
Whan:[ハンカチーフ]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 小紋の羽織;竪縞のきもの;長煙管(きせる);紋付き羽織;長火鉢;火箸;薬缶(やかん);茶碗;座布団;襖(ふすま)
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥