| 説明 | 本妻と一緒に住まわせられているお妾、旦那とのあいだに男の子が一人いるので、乳母が雇われている。きょうは本妻には内緒で、旦那と子どもと三人で写真を撮ってきたのを、家の中のただひとりの味方の乳母に囁いている。子どもは乳児というには少し大きすぎるようだが、乳を与えなくなっても乳母さんがそのまま、子守として雇われることはよくある。しかしこの乳母は胸のくつろげ様から、ときおりは乳を与えているらしい。お妾は大きな絞り柄の浴衣に細帯をしめている。もとはあまり上等とは言えない水商売の女で、身体の恰好も、きものの着方も崩れている。(大丸 弘) |
|---|---|
| ID No. | A02-124 |
| 出典資料 | 報知新聞 |
| 発行年月日 | 1902(明治35)年9月9日号 1面 |
| 小説のタイトル | 女道楽:空惚け(そらとぼけ) |
| 作者 | 村井弦斎(1863-1927) |
| 資料タイプ | 挿絵 |
| 身装画像コード | Jko:[子守り;子守っこ] D2ic:[銀杏返し] Vyu:[ゆかた] Vob:[帯] D011:[男の幼児(だいたい就学以前)] Wou:[扇子;団扇;扇風機] |
| 時代区分・年代 | 20世紀初め;1902(明治35)年 |
| 国名 | 日本 |
| キーワード | 妾;乳母;絞り柄の浴衣;細帯;座布団;うちわ |
| 男女別 | 女性;男児 |
| 体の部分 | 全身;坐臥;横臥 |