近代日本の身装文化(身装画像)
説明 この本宅に一緒に住むことになったお妾を前に座らせて、奥様が細かい注意を与えている。奥様は襟元を詰めてキチンとした着方をしているが、お妾の方は襟を抜き、半幅帯を緩く締めて、だらしのない着方。奥様はもちろん丸髷だが、お妾もこの日丸髷を結っていたのを、すぐ銀杏返しに結い直させられる。銀杏返しは身分にあまりかかわらない髪型だ。奥様は座布団を敷いているが、奉公人であるお妾は畳に座らせられている。食事もお妾は三人の下女と一緒に台所で、板の間にじかに座って食べなければならない。この日の表題が「板の間」となっているのはそのことを指している。(大丸 弘)
ID No. A02-121
出典資料 報知新聞
発行年月日 1902(明治35)年7月21日号 1面
小説のタイトル 女道楽:板の間
作者 村井弦斎(1863-1927)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
D3ut:[打合せ;襟あき;ぬき襟]
Vob:[帯]
D3:[着装態様;着付け;着方・着こなし一般]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
H6:[和座敷一般]
時代区分・年代 20世紀初め;1902(明治35)年
国名 日本
キーワード 奥様;妾;抜き襟;半幅帯;うちわ;座布団
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥